骨粗しょう症を知る 骨も新陳代謝を繰り返す
(骨の細胞の働き)
意外と知られていませんが、骨も皮膚と同じで新陳代謝を繰り
返します。これを行っているのが、破骨細胞と骨芽細胞です。
まず破骨細胞が骨に張り付き古くなった骨を溶かして破壊します。
それが終わると今度は骨芽細胞が現れて、コラーゲンやリン、
カルシウムを骨にくっつけて、元の形に再生します。
骨の破壊を「骨吸収」、骨の再生を「骨形成」といいます。
骨芽細胞の一部は骨形成時に骨組織の中に埋め込まれ、
骨細胞になります。
この代謝は女性ホルモンと大きな関係があります。
ホルモンバランスがなんらかの形で崩れると、今までうまく
行われていた骨の新陳代謝は、骨吸収が進んで、骨形成が
追いつかないといった異常をきたし、だんだんと骨量が減って
骨の組成が粗くなってきます。
そうなると骨はもろくなり、骨粗しょう症を招くことに。
これは、加齢、カルシウム不足、骨に圧力(負荷)がかからない
生活をしていてもなります。だからと言って、高齢者が皆、
骨粗しょう症になるわけではありません。
骨を弱くしないためには、骨吸収を抑えることが非常に大事な
ことなのですが、それ以外にも重要な予防法があります。
ここのサイトでも予防法を紹介していまるので、参考になれば
幸いです。
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