骨粗しょう症を知る

骨粗しょう症を知る 骨粗しょう症の分類

骨粗しょう症には2つのタイプがあります。
・加齢によって起こる原発性骨粗しょう症
・何か原因があっておこる続発性(2次性)骨粗しょう症
多いのは加齢、閉経による原発性骨粗しょう症で、高齢化に伴い、
ますます増える傾向があります。
続発性(2次性)骨粗しょう症は、慢性関節
リウマチや性腺機能不全、長期にわたる
ステロイド剤の使用などによる、疾患や薬の
影響から骨粗しょう症になることを言います。

2つのタイプによって骨粗しょう症の治療の
仕方、予防法は異なりますので、なんらかの
病気に罹っている、薬を飲んでいる人は主治医に相談して下さい。
---骨粗しょう症の分類---
・原発性骨粗しょう症
閉経後骨粗しょう症、
老人性骨粗しょう症→退行期骨粗しょう症
特発性骨粗しょう症(妊娠後骨粗しょう症など)

・続発性(2次性)骨粗しょう症
内分泌性
甲状腺機能亢進症、性腺機能不全、Cushing症候群
栄養性
壊血病、その他(タンパク質欠乏、ビタミンAまたはD過剰)
薬物
コルチコステロイド、Methotrexate(MTX)、ヘパリン
不動性
全身性(臥床安静、対麻痺、宇宙飛行)、局所性(骨折後など)
先天性
骨形成不全症、Marfan症候群など
その他
慢性関節リウマチ、糖尿病、肝疾患など